活動のあらまし
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本会は、吉田康彦の呼びかけで、1998年9月、東京で第1回チャリティー・コンサート開催を企画した有志を中心に結成されました。このとき、吉田と前田康博・北九州大学教授(当時)が訪朝し、WFP(世界食糧計画)平壌事務所に現金50万円を寄付しました。
吉田康彦は、1995年12月、「朝鮮のこどもにタマゴとバナナを送る会」代表として訪朝、同年8月に北朝鮮を襲った100年ぶりの大水害の被災地に、タマゴ2万5000個と(バナナに代わる)リンゴ1万個を届けました。民間使節として現地入りした日本人第一号でした。
1996年4月、ピースボートの辻元清美さん(当時)らと、全国の青年団・農協関係者らに呼びかけ、民間人としてコメ支援キャンペーンに乗り出し、同年8月、万景峰丸で訪朝しました。
帰国後、独力でチャリティー・コンサート開催準備に取りかかりました。
1998年8月31日、いわゆるテポドン・ミサイル(実際は人工衛星)発射で国内の北朝鮮バッシングが始まって右翼の妨害が烈しくなり、コンサートは直前に中止に追い込まれましたが、切符を購入してくれた人びとの大半が人道支援のための寄付に回すことに同意してくれて、同年9月の訪朝時に50万円の寄付が可能となったわけです。
これを機に組織結成の準備にとりかかり、1999年4月1日、「北朝鮮人道支援の会」を任意団体としてスタートさせました。吉田康彦が代表世話人に就任しました。「設立宣言」と発足当時の世話人リストは別掲のとおりです。
A4版2ページのニューズレターは8月10日創刊、隔月刊で刊行されています。会員の年会費は2000円、義援金は常時受け付けており、一定額が貯まったら、人道支援物資として食糧・医薬品のいずれか、あるいは現金を義援金の形で現地に直接届けています。
2005年5月には、4名の本会代表の訪朝団が時価100万円相当の医薬品(抗生剤、ビタミン剤、胃腸薬、鎮痛剤)を持参、対外文化連絡協会(対文協)を通して、竜川列車事故現地の被災者ならびの各地の病院に届けました。
2005年5月現在、チャリティー・コンサート開催4回、主催・共催・協賛の講演会・シンポジウム10回以上の実績を経て集まった基金をもとに、コメ支援1回、医薬品運搬・手渡し2回、義援金(現金)の手渡し3回・・・などを行っています。支援総額は350万円以上です。
総額の規模は小さくても、全額が会員の浄財からなり、心を届けているというのが本会の自慢です。
人道支援とともに、日朝国交正常化の早期実現を2枚看板にしているのも本会の特徴です。
なお拉致問題は、国交正常化交渉を再開し、交渉のなかで同時並行で解決を図るというのが本会の立場です。日朝両国は、『平壌共同宣言』で、「正常化の過程で、日朝間に存在する諸般の問題に誠意をもって取り組む」ことで合意しています。日朝国交正常化実現の時点で、核も拉致も解決していることというのが日本政府の公式の立場です。
趣旨をご理解の上、ご支援、ご協力下さい。
吉田康彦は、1995年12月、「朝鮮のこどもにタマゴとバナナを送る会」代表として訪朝、同年8月に北朝鮮を襲った100年ぶりの大水害の被災地に、タマゴ2万5000個と(バナナに代わる)リンゴ1万個を届けました。民間使節として現地入りした日本人第一号でした。
1996年4月、ピースボートの辻元清美さん(当時)らと、全国の青年団・農協関係者らに呼びかけ、民間人としてコメ支援キャンペーンに乗り出し、同年8月、万景峰丸で訪朝しました。
帰国後、独力でチャリティー・コンサート開催準備に取りかかりました。
1998年8月31日、いわゆるテポドン・ミサイル(実際は人工衛星)発射で国内の北朝鮮バッシングが始まって右翼の妨害が烈しくなり、コンサートは直前に中止に追い込まれましたが、切符を購入してくれた人びとの大半が人道支援のための寄付に回すことに同意してくれて、同年9月の訪朝時に50万円の寄付が可能となったわけです。
これを機に組織結成の準備にとりかかり、1999年4月1日、「北朝鮮人道支援の会」を任意団体としてスタートさせました。吉田康彦が代表世話人に就任しました。「設立宣言」と発足当時の世話人リストは別掲のとおりです。
A4版2ページのニューズレターは8月10日創刊、隔月刊で刊行されています。会員の年会費は2000円、義援金は常時受け付けており、一定額が貯まったら、人道支援物資として食糧・医薬品のいずれか、あるいは現金を義援金の形で現地に直接届けています。
2005年5月には、4名の本会代表の訪朝団が時価100万円相当の医薬品(抗生剤、ビタミン剤、胃腸薬、鎮痛剤)を持参、対外文化連絡協会(対文協)を通して、竜川列車事故現地の被災者ならびの各地の病院に届けました。
2005年5月現在、チャリティー・コンサート開催4回、主催・共催・協賛の講演会・シンポジウム10回以上の実績を経て集まった基金をもとに、コメ支援1回、医薬品運搬・手渡し2回、義援金(現金)の手渡し3回・・・などを行っています。支援総額は350万円以上です。
総額の規模は小さくても、全額が会員の浄財からなり、心を届けているというのが本会の自慢です。
人道支援とともに、日朝国交正常化の早期実現を2枚看板にしているのも本会の特徴です。
なお拉致問題は、国交正常化交渉を再開し、交渉のなかで同時並行で解決を図るというのが本会の立場です。日朝両国は、『平壌共同宣言』で、「正常化の過程で、日朝間に存在する諸般の問題に誠意をもって取り組む」ことで合意しています。日朝国交正常化実現の時点で、核も拉致も解決していることというのが日本政府の公式の立場です。
趣旨をご理解の上、ご支援、ご協力下さい。