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プロフィール

吉田 康彦

吉田 康彦

1936年東京生まれ
埼玉県立浦和高校卒
東京大学文学部卒
NHK記者となり、ジュネーヴ支局長、国際局報道部次長などを歴任

1982年国連職員に転じ、ニューヨーク、ジュネーヴ、ウィーンに10年間勤務

1986−89年
IAEA (国際原子力機関)広報部長

1993−2001年
埼玉大学教授
(国際関係論担当)
2001-2006年
大阪経済法科大学教授
(平和学・現代アジア論担当)

現在、
同大学アジア太平洋研究センター客員教授

核・エネルギー問題情報センター常任理事
(『NERIC NEWS』 編集長)

NPO法人「放射線教育フォーラム」顧問

「21世紀政策構想フォーラム」共同代表
(『ポリシーフォーラム』編集長)

「北朝鮮人道支援の会」代表

「自主・平和・民主のための国民連合・東京」世話人

日朝国交正常化全国連絡会顧問

学歴・職歴

北朝鮮人道支援の会

  • 設立宣言
  • 活動実績
  • 入会申込書
  • 代表・役員
  • ニューズレター

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主張・提言・コメント
TOP > 主張・提言・コメント > ヒラリー復活の米大統領予備選に注目

2008年1月10日

ヒラリー復活の米大統領予備選に注目

8日のニューハンプシャー州予備選で、僅差ながら、民主党ヒラリー・クリントン候補が勝利し、アイオア州で独走を許したオバマ候補に雪辱、米大統領選が面白くなってきた。

ヒラリーの勝因として、直前に見せた”オンナの涙”が話題になっている。テレビ画面で見る限り、きわめて抑制の利いた涙で、たしかに効果覿面だったように思われる。もともとニューハンプシャー州は支持基盤の強い”地元”であり、むしろ僅差の勝利だったことがオバマ人気の侮りがたさをうかがわせる。

民主党のみならず、共和党候補までもが”Change, change”を連発し、すっかり選挙戦のキーワードになったが、米国史上、女性大統領が出現することこそ最大の”Change”だ。黒人大統領も出現すれば史上初めてだが、オバマは純粋な黒人ではないし、黒人候補は過去にも存在した。

全米22州で予備選が同時に行われる2月5日のメガ・チューズデー(ツナミ・チューズデーとも形容される)が序盤戦の大勢を決する見込みだが、民主党はヒラリー、オバマ両候補にしぼられた感があり、ブッシュ共和党政権の不人気から、民主党候補の次期大統領当選は固いところだろう。

従来、自民党政権はブッシュ共和党と癒着しすぎてきた。日本でも、次の総選挙で小沢民主党政権の出現を期待する。

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