2010年9月14日
情報発信と見解表明を再開します。
私のブログを愛読して来られた皆さん、長い間ご不便をおかけしました。脳梗塞の治療とリハビリをひとまず終えて退院したので、送信を再開します。どうぞご愛読ください。
まず北朝鮮の権力継承問題。金正日の三男・金ジョンウンが後継者に指名され、正式に推挙されるのは間違いなく、時間の問題でしょうが、金ジョンウン体制が長期的に長続きするかどうかは疑問です。
たとえ中国指導部が了承したにせよ、社会主義体制と権力の世襲は両立しえないものであり、中長期的に長続きするとは思えません。いくら直系の三男とはいえ、指導者としての実績がなく、カリスマもないからです。金ジョンウン体制の命運は金正日総書記の今後の健康状態に多分に左右されるでしょう。金ジョンウン統治の安定性と永続性は金正日の余命次第だと言って過言ではありますまい。いずれにせよ、成り行き注目の必要があります。