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プロフィール

吉田 康彦

吉田 康彦

1936年東京生まれ
埼玉県立浦和高校卒
東京大学文学部卒
NHK記者となり、ジュネーヴ支局長、国際局報道部次長などを歴任

1982年国連職員に転じ、ニューヨーク、ジュネーヴ、ウィーンに10年間勤務

1986−89年
IAEA (国際原子力機関)広報部長

1993−2001年
埼玉大学教授
(国際関係論担当)
2001-2006年
大阪経済法科大学教授
(平和学・現代アジア論担当)

現在、
同大学アジア太平洋研究センター客員教授

核・エネルギー問題情報センター常任理事
(『NERIC NEWS』 編集長)

NPO法人「放射線教育フォーラム」顧問

「21世紀政策構想フォーラム」共同代表
(『ポリシーフォーラム』編集長)

「北朝鮮人道支援の会」代表

「自主・平和・民主のための国民連合・東京」世話人

日朝国交正常化全国連絡会顧問

学歴・職歴

北朝鮮人道支援の会

  • 設立宣言
  • 活動実績
  • 入会申込書
  • 代表・役員
  • ニューズレター

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主張・提言・コメント
TOP > 主張・提言・コメント > 中国の対北朝鮮金融制裁を歓迎

2013年5月08日

中国の対北朝鮮金融制裁を歓迎

中国政府が5月8日、国連安保理決議に同調して北朝鮮の口座凍結、取引停止に参加すする決定を下し、対北朝鮮制裁強化に加わった。北の経済の中国依存は全体の8割から9割に及んでおり、文字通りに、制裁が実施されれば決定的な打撃となり、本来の効果を発揮することになろう。

国連が実行力をもち、国際社会に法の支配が確立することは望ましい。その意味で中国政府の決定を歓迎する。あとは、北のメンツをつぶさずに、引け際を用意し、名誉ある譲歩と撤退の道をつくってやることだ。中国も同様だが、東洋の民族はメンツにこだわる。

次のステップは米朝交渉の再開だ。一挙に北を追い詰めないことが肝要だ。このあとのプロセスが順調に進んで、朝鮮半島非核化が実現すればめでたし、めでたしだ。時間がかかるだろうが、一歩ずつ着実に進むことが不可欠だ。

 

 

 

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